重点政策

　「高く破れやすいゴミ袋」の問題一つをとっても市民目線の役所（行政）にはほど遠いと言わざるをえません。また何でもかんでも役所が行う時代でもありません。民間でできる業務は思い切って民間に任せ、役所でしかできない必要な業務に予算も人も集中すべきです。

　那須地域の最大の資産は豊かな自然環境です。放射能問題、産業廃棄物処分場問題をはじめ次世代に負の遺産を残す環境破壊は看過出来ません。また森林資源を活用した新エネルギー政策に積極的に取り組むべきです。

　全国の自治体でハコモノの維持管理費が大きな財政問題を引き起こす時代に突入します。国の一般的試算では、ハコモノは建設費の3倍強の維持管理費が将来にわたって掛かると言われています。こんな時代に「市役所新築」なんてナンセンスです。その費用を子ども達の「体験型教育の充実」や、農産物やその加工物を中心とする「那須塩原ブランド」構築・拡大等、人と地域を育てるために使うべきです。

　定数や報酬削減ばかりが本当に市民の望んでいる議会改革なのでしょうか。お隣り福島県の会津若松市議会のように「市民が参加し政策提案できる議会」だったり、「公開の場で議員どうしが議論し役所（行政）の政策と対峙していく議会」という二元代表制のあるべき姿を目指します。